物置は、買ってから10年20年と使うものです。その間にシリーズが廃盤になることがあります。そのとき、扉の戸車や錠が壊れたら部品は手に入るのか。3社の公式ページを当たりました。

年数を書いているのは、ヨドコウだけ

メーカー公式の記載どこに書いてあるか
ヨドコウ「商品廃番後、約10年間を基本に保有しております」公式サイトのよくある質問
イナバ年数の記載なし。 戸車などが壊れた場合の部品は用意があり、販売店へ申し出る案内(「一部の部品を除く」)公式サイトのよくあるご質問
タクボ年数の記載なし。 部品交換・修理は、購入した販売店か近隣のホームセンターの物置売場へ、という案内公式サイトのQ&A

イナバには公式のパーツショップがあり、販売店経由とあわせて部品を取り寄せる窓口は用意されています。ただしいつまでという記述は見当たりません。タクボも同じで、窓口の案内はありますが年数はありません。

ヨドコウは年数に加えて、交換部品は機能が同じでも仕様が異なる場合がある、と書き添えています。

保証期間と、部品の保有期間は別のもの

ここは混同しやすいところです。タクボの公式Q&Aには5年と2年という数字が出てきますが、これは保証期間で、廃盤後に部品が何年手に入るかではありません(タクボエクステリア製品が5年、クリーンキーパーCK型が2年)。

保証は「買ってから一定期間、不具合があったら対応する」約束です。部品の保有は「生産をやめたあと、直すための部品を何年持っておくか」です。前者が切れても後者が残っていることも、その逆もあります。保証そのものの比較は、物置は何年もつかにまとめています。

廃盤は、どこで知らされるか

3社で扱いが違いました。

  • イナバ ── 公式ニュースに「生産終了のお知らせ」を出します。2026年7月6日付の「ナイソー」SMK型の例では、2026年8月31日で生産終了、後継のSMX型とcomo lite SML型が9月1日発売、と書かれています。生産終了後は在庫がなくなり次第の受注生産になる、という記述もあります
  • ヨドコウ ── 廃番案内を出します。ヨド蔵MD/SAがその例です
  • タクボ ── 公式インフォメーションに、生産終了や廃番の告知が見当たりません。新製品の発表はありますが、旧機種を置き換えるという書き方はされていません

いずれも2026年10月19日に確認した範囲です。

いま使っている物置が現行かどうかを確かめる

告知のされ方が揃っていない以上、現行ラインアップに載っているかどうかで見るのが確実です。手元の物置に貼ってある型番や、見積書に書かれた記号から引けます。

当サイトの型番から探すに、3社の全1,117型番を並べています。ここに無ければ、生産が終わっている可能性があります。確認できた廃盤と後継は廃盤・生産終了になった物置と、その後継に記録しています。

まとめ

  • 廃盤後の部品保有期間を公式に書いているのは、3社のうちヨドコウだけ(約10年が基本)
  • イナバとタクボは、部品を取り寄せる窓口は案内していますが、年数の記載は見当たりません
  • タクボの5年・2年は保証期間で、部品の保有期間ではありません
  • 廃盤の告知はイナバが公式ニュース、ヨドコウが廃番案内。タクボは告知が見当たりません
  • 実際に部品があるかは製品と時期によって変わります。各メーカーへ直接お問い合わせください