タクボの「Mr.ストックマン ダンディ」の公式ページでサイズ表を開くと、並んでいるのは間口と奥行だけです。高さの列がありません。ページ本文にも高さの数字は出てきません。高さは型番ではなく、シリーズのほうが持っているからです。

高さを変えるとは、商品ページを移ること

ストックマンのサイズ表は、横軸が「間口[mm]」、縦軸が「奥行[mm]」。交差するマスに型番が入ります。この表で選べるのは床の寸法だけです。

では高さはどこにあるか。別のシリーズのページです。「Mr.トールマン ダンディ」の公式ページは、見出しがこうなっています。

物置/高さ46cmアップ

本文にも「高さはなんと257cm!」とあります。ストックマンと同じく連棟が組めることも、同じページに書かれています。2つは兄弟で、違いは高さです。

当サイトが収録している寸法でも、ストックマンは51型番すべてが高さ2,110mm、トールマンは44型番すべてが2,570mmでした。差は460mm。公式の「46cmアップ」と一致します。

ただしストックマン側の商品ページには、高さの記載が見当たりません。2,110mmという数字は、このページからは読み取れないものです。

同じ床寸法が両方にあるのは、20通り

高さを選べるのは、同じ間口×奥行が2つのシリーズ両方にある場合だけです。

床(間口×奥行)の種類高さ
Mr.ストックマン ダンディ51通り2,110mm のみ
Mr.トールマン ダンディ24通り2,570mm のみ
2シリーズ合わせて55通りうち20通りで2択

残りは、床の寸法を決めた時点で高さも決まります。間口2,200mm×奥行1,590mmは両方にあるので2,110mmと2,570mmから選べますが、ストックマンにしかない床寸法を選んだ場合、高さは2,110mmのほかにありません。

タクボの「BELOS」も同じで、30通りの床寸法のうち、ひとつの床で複数の高さが選べるものは0通りでした。

イナバは表の列、ヨドコウは画像の中

同じことを他の2社で見ると、見る場所が変わります。

イナバの「フォルタ」は、公式ページのサイズ表に高さの列があります。品番ごとに幅・奥行・高さ・床面積が並ぶので、同じ床のまま高さだけ替えた型番を、その場で見比べられます。イナバはページにこう書いています。

サイズは間口×奥行×高さで構成されていますが、組み合わせによっては無いサイズもあります

ヨドコウの「エルモ」は、サイズのページにHTMLの表がありません。寸法はすべて画像で載っていて、ページ上の文字を追っても高さには行き当たらない作りです。画像を開けば確認できます。

収録している寸法で数えると、同じ床寸法で高さが2通り以上あるのは、フォルタが48通り中24通り、エルモが59通り中28通りでした。

小さいほうの機種では、3社とも同じ形

この違いは、どのメーカーでも起きているわけではありません。

シリーズ床の種類同じ床で高さが2通り以上
タクボ グランプレステージ ジャンプ21通り21通り
イナバ シンプリー29通り29通り
ヨドコウ エスモ30通り22通り

小型のシリーズでは、3社とも同じシリーズの中に複数の高さを持っています。シリーズを分けているのは、タクボのストックマン/トールマンの側です。

なぜそう分けたのかは、どのメーカーの公式サイトにも説明が見当たりません。

まとめ

置き場所の広さが先に決まっていて、高さに制限がある。その条件で探すとき、タクボは商品ページを移って比べることになります。1つのページだけを見て「このシリーズには低いものがない」と判断すると、隣のシリーズを見落とします。

イナバは表の列で、ヨドコウは画像の中で、タクボはシリーズそのもので高さが決まります。